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ニセコ バックカントリー エデュケーション 入門編

現役パトロールから、ニセコのオフピステに必要なリスクマネジメントを学び、

インストラクターからパウダー滑走のアドバイスを受ける。

楽しみながら学ぶ2日間です。

スキーヤー&テレマーカーのための体験学習です

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こんな風に感じている方へ

 ・バックカントリーが危ないのはわかっているけれど、何をどう学んでいけばいいのかわからない。

 ・何を持っていけばよいのか、どのようにして危険を避けるのか、イマイチわからない。

 ・将来的には、自分自身でも、判断して行動できるようになりたい。

 ・これからバックカントリーを経験する最初の一歩として、学べる知識は学んでおきたい。

 

このように考える人であれば、どんな方でも参加可能です。

 

 ・パウダーが滑るのがあまり得意でないから、まわりの方に迷惑がかかると考えてきた方。

 ・まったくゼロからはじめるから、自分なんかが参加したらダメなのではないかと心配される方。

 

ご心配なく。

このNBEは、少人数での講習なので、個人個人のペースにあわせることができます。

 

ニセコの現状

crevas150x111.jpgニセコのパトロールは、ゲレンデ内での仕事に加えて、

スキー場外、バックカントリーエリアでの救助活動も行っています。

 

近年、そのパトロールへの救助要請の件数が後を絶ちません。

 

しかし、その多くの事例は、

ほとんどが知識不足、準備不足、安易な気持ち、などから起きていて、

私たちから見ると、「防ぐことができたのではないか?」と思うものも多くありました。

 

そういった人たちの救助も、ニセコのパトロールは行っています。

 

事故を起こした当事者たちも、起こしたくて起こしたわけではないでしょう。

おそらく、自分達が救助を必要とするようになるとは、考えもしなかったと思います。

バックカントリーでの危険は、突然やってくるからです。

 

よく言われることですが、こういった事故を未然に防ぐためには、

一人一人が危険を避けるように行動することが必要になります。

そのためには、どうすればいいのでしょうか?

 

経験豊富なパトロール 

普段は接することの少ないパトロールの方たちですが、

救助も含めて、常に雪山で行動している、彼らの知識、経験は素晴らしいものがあります。

 

幸い、経験豊富なパトロールの協力を得ることができ、

直接話を聞くことができるという、数少ない機会を作ることができました。

 

彼ら自身も、滑る人のそれぞれが、自分たちで気をつけて滑ることを期待していますし、

この現状を変えるために、もっと多くの人に、安全について伝えることが大切だと考えています。

 

私自身は、この機会を利用して、ニセコを「安全に、楽しんで欲しい」という彼の気持ちを、

参加者の方に、直接伝えられることを、とてもうれしく思っています。

 

どうして、NBE?

feeldbook.jpg個人的には、どんな人であっても、

バックカントリーを楽しもうという方は、最終的には、

「自分自身の意識・リスクマネジメントを高めて、

                 自分で判断できること」

が必要になると考えています。

 

そうは言っても、

自分ですべてを判断するまでには、多くの知識と経験が必要で、

 

ちょっと考えて、思いつくだけでも、

雪崩、地図読み、地形判断、天気、救急法、安全な滑り方、救助方法、等、

学ばなければならないことは、本当に多くあります。

 

そのため、多くの方にとっては、どこから手をつければよいのか、

さっぱりわからないというのが本音ではないでしょうか?

 

誰にでもできる基本の中の基本

しかし、どんなことを学ぶ場合も、「最初のステップ」というものがあります。

 

特に、ニセコエリアのバックカントリーは、

多くの方の安全啓蒙活動、その地形、滑走者の増加、などが手伝って、

基本中の基本に気をつけるだけで、そのリスクを大幅に下げることが可能です。

 

そして、それは、どんな人にでも、できることです。

 

その「気をつけなければならない基本」を押さえ、

「リスクマネジメントの最初の第一歩」と、「ニセコの本当の楽しみ方」をお伝えするのが、

このNBEなのです。

 

EはEducation(エデュケーション=教育)。学んでもらうことを、目的としています。

  

滑る時間も、もちろんあります 

powderueda.jpgここまで読んできて、

講習というからには、「1列に並んで、内容を聞くものだろう」と、

イメージされているかもしれません。

 

しかし、私たちは、2人とも海外の研修を受けている経験があるので、

体を動かして、楽しみながら学ぶ、ことがよいことを知っています。

 

このNBEのコンセプトは、「安全講習会+滑りのレッスン」です。

安全に関することをパトロールが、

滑りの技術に関することをインストラクターが担当します。

 

話を聞いて、頭へ知識を詰め込むだけではなく、実際に体を動かしてみます。

頭でわかった気になるのではなく、行動する中で気づくことが、大切であると思っています。

 

「自分のレベルでも参加できるのだろうか?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、

グループは、5人ほどの少人数で行いますので、それぞれのペースに合わせることができます。

 

たとえ、全くゼロからのスタートだったとしても、この2日間の中で、

「絶対に必要なことは何か」をつかんでいただけると考えています。

 

ガイドツアーに参加される場合でも、こういった知識を持っているのと持っていないのとでは、

同じツアー参加でも、充実度が違うものです。

 

自分で判断できるおもしろさも、バックカントリーの楽しみのひとつです。

そのおもしろさも味わってほしいなと思っています。

 

昨年行った講習のレポートがこちらからご覧になれますので参考にしてください。

(ページの下のほうにあります)

 

日程・料金・内容

日程・料金

 日程:   2009年1月24日(土)、25日(日)

 料金:   18,000円 

     (過去にNGSAレッスンを受けられた方 or レッスンとの同時申し込みの場合 16,000円)

 集合:  ニセコグランヒラフスキー場 エース第2リフト前

対象者: パウダー初中級者のスキーヤー&テレマーカー

 

2日間で取り扱う内容

1.バックカントリーでの行動について

  ・フィールドでの行動判断

  ・バックカントリーでのマナーとルール

  ・滑走技術アドバイス

2.ニセコの取り組みとその利用の仕方について

  ・ニセコのルールについて

  ・なだれ情報の活用の仕方

  ・天候、コンディション情報の得方(パトロールが行う情報提供方法含む)

3.道具、知識に関すること

  ・必要な道具、装備の説明

  ・専門用語の解説

  ・ビーコンの使い方

 

サンプルスケジュール
Day1 8:30-3:00 雪上講習(ビーコン講習含)
3:30-5:30 インドア講習
Day2 8:30-3:30 雪上講習(ツアー含)

 

*詳細決定、及び、変更の際には、お問いあわせ頂いた方に向けて、

メールにて、お知らせいたします。 

 

講師紹介

masayasnow.jpg山本雅也 やまもとまさや

パトロール歴11シーズンを迎える、ニセコの現役パトロール。ニセコは今年で6年目。

 

国内でパトロールを経験後、本場の雪崩コントロールや、パトロールシステムを学ぶため、カナダで1シーズンを過ごす。帰国後も、カナダに幾度も足を運び、現地ヘリガイドと主に、バックカントリー経験を積む。

 

05/06シーズンには、パウダースポットとして有名な、カナダ・ファーニーにてパトロールとして働き、雪崩コントロールやパトロールのシステム、安全管理体制などを身をもって体験する。

 

現在では、ゲレンデと共に、ニセコのオフピステをより多くの人に安全に楽しんでもらえる環境を作っていくために活動中。

 

<メッセージ>

ニセコは、本当に素晴らしい山に囲まれていると思います。

これだけ、いろいろな山を楽しめるところは他にはないのではないか?!と思えるくらい。そんな環境の中で、みなさんに「楽しく安全に」を伝え、感じ取っていただければ、と思っています。

 

講習は、基本的なことを重点に置き、さらに、ニセコが取り組んでいる安全管理体制についても伝えます。そして、それらを実際にフィールドで体験し、感じてもらいます。

 

滑る時間も多く取りながら、学んでいくスタイルなので、楽しい時間を一緒に過ごしましょう。いろいろな方に出会えることを楽しみにしています。

 

toshiside.jpg坂本俊治 さかもととしはる

このウェブページを書いている本人です。

普段は、海外のスキースクールで培った経験を生かして、「どんなコンディションでも、楽チン、快適に滑ること」を目標にしたレッスンを、主に、行っています。

 

スキーの楽しみにはいろいろありますが、「雪山を自由自在に滑ること」というのは、間違いなく、最も楽しい瞬間なのではないでしょうか?ただ、その楽しみを十二分に味わうためには、スキー技術を磨くだけでは十分でなく、雪山のことをよく知ることが、大切なのではないかと思います。

 

正直に言って、バックカントリースキーは、真剣な大人の遊びです。でも、

こんなにおもしろくて、奥深い遊びって、そんなにないのではないかな、と思います。

そんな「スキーの楽しい遊び方」を知りたい方の参加をお待ちしています。

 

よくある質問

Q.
バックカントリーは上級者じゃないとダメですよね?

Q.
実際にバックカントリーに出るのですか?

Q.
道具はどのようなものが必要ですか?

A.
バックカントリーは上級者じゃないとダメですよね?
バックカントリーというと、誰もが身構えてしまいます。それは、確かに必要な心構えですが、何も知らずに突入することがいけないのであって、基本的な知識を得て、行動するのであれば、安全に楽しむことができます。特にニセコのスキー場周辺は、滑っている人も多く、比較的トライしやすい環境になっています。

カナダやNZでは、パウダー初心者であっても、「自然を楽しみたいから」と、雪崩等の講習会に参加し、バックカントリーに出ます。日本では、上手でないとバックカントリーに行けないような雰囲気になっているように感じますが、初中級者には初中級者なりの楽しみ方があることを、経験者はみんな知っています。

バックカントリーだからと、あまり臆せず、思い切って、ワークショップに参加してみてください。

A.
実際にバックカントリーに出るのですか?
基本的には、出ることを想定していますが、参加者のレベルによって変更する場合があります。その場合は、完全なバックカントリーではなく、スキー場の管理区域外ではあるけれど、スキー場の敷地内であるという、ニセコ特有のエリアにて、講習を行う場合もあります。

「バックカントリーに出る前の準備と、実際に滑る時の注意する点を確認する」というのがこの講習会のメインテーマなので、実際にバックカントリーに出なくても、できることは数多くあります。

A.
道具はどのようなものが必要ですか?
講習内で、バックカントリースキーに必要な道具を紹介しますので、「普段のゲレンデスキーに必要なもの+筆記用具」を用意していただければ、問題ありません。

もし、お持ちであれば、ビーコン、ショベル、プローブ、バックパック、その他、をご持参ください。

 

最後に

ニセコのバックカントリーはとても特殊で、「人」というのが、重要なファクターです。

 

というのも、 これだけ多くの「人」が、手軽にバックカントリーに出て行くスキー場はないと思うからです。

ものすごく晴れたパウダーディの朝、山頂に向かう行列を見るたびに、いつも複雑な気分になります。

 

一般社会と同じように、人が増えると、それだけ問題も増えます。

今のニセコでは、「普通のバックカントリーエリアでは、それほど考えなくてもよい危険」

を考えなければならなくなっているほどです。

 

例えば、

「人」についていって、迷ってしまったり、

「人」が起こした雪崩に、他の人が巻き込まれたり、

というものです。

 

私の夢のひとつは、

「ニセコを利用するすべての人が、雪山での危険を理解し、

          マナーを守って、楽しく、安全に、パウダーを満喫すること」です。

 

そこでは、事故に遭わないように、それぞれが気をつけています。

限られたノートラック斜面を、みんなで分かち合っています。

バックカントリーでの滑り方も心得ているので、無謀な滑りをする人もいません。

 

たとえ事故にあっても、それぞれで対処できるので、救助を要請する必要もありません。

 

すべての人が、自分達で、セルフレスキューすることができるので、

万が一、雪崩が発生しても、近くにいる人みんなで、すぐにレスキュー体制に入ります。

 

そして、バックカントリー初心者には、まわりの人が、優しくサポートしています。

 

そんな安心感がある中で、

みんなが、それぞれ自分なりに、ニセコのパウダーを楽しんでいます。

 

確かに、現状はまだまだです。

 

危険を把握するための準備をしている横で、われ先にと、パウダー斜面に飛び込んでいく人も多くいます。

危険地帯で立ち止まって、記念写真を撮っている人もいます。

 

まだまだそんな状態ですが、

これまでの多くの方の努力によって、みんなの意識も少しずつ変わっています。

 

私も、そのひとつとして、このような講習をきっかけに、ここで行う内容が、

 

「講習参加者が、参加者の周りの友人に伝えて、

             その友人が、また、その周りの友人に伝えていく」

 

というような形で、水紋が拡がるように、ドンドン多くの人たちに伝わって、

そして、みんなで共通の意識を持って、その夢の世界を実現していけたらいいなと考えています。

 

できるだけ多くの人が、この波に乗ってくれたらいいな、と願っています。

 

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